シーリングは「打ち替え」と「増し打ち」どっちが正解?職人目線で解説。

塗装ひと筋13年。多摩市・稲城市密着のやなぎ塗装の代表、柳田真也です。

今日は現場で、シーリング撤去作業をしていました。それに付随して、お客様からよく聞かれる、

シーリング工事は「打ち替え」と「増し打ち」どちらが正解なの?について、お話しをさせていただきます。

結論:目地は打ち替え、サッシ回りは増し打ち、がプロの基準

結論から言います。

場所によって使い分けるのが正解です。

やなぎ塗装では、以下の施工を基本としています。

  • 外壁と外壁の継ぎ目(目地) =「打ち替え」
  • 窓などのサッシ回り =「増し打ち」

すべてを一括りにして「全部増し打ちで安くします」や「全部打ち替えです」とする業者には注意が必要です。

その理由は以下のとおりです。

なぜ目地は「打ち替え」で、サッシは「増し打ち」なのか?

1. 外壁目地は「古いゴムを全部取って打ち直す(打ち替え)」

外壁の目地は、建物の揺れや伸縮を直接受ける場所です。

古い劣化したシーリング材の上から薄く新しいものを重ねても、すぐに剥がれて雨水が侵入してしまいます。

だからこそ、カッターで古いシーリングを綺麗に削ぎ落とし、中を空にしてから新しい材料をたっぷり打ち直す「打ち替え」が絶対条件です。

2. サッシ回りは「あえて撤去せず重ねる(増し打ち)」

「サッシ回りも古いものを全部取ったほうがいいんじゃないの?」と思われるかもしれません。

しかし、サッシ回りにはすぐ奥に「防水紙(防水テープ)」があります。

無理にカッターを入れて古いシーリングを削り取ろうとすると、この大切な防水紙を刃物で傷つけてしまい、かえって雨漏りの原因を作ってしまうリスクがあるのです。

そのため、サッシ回りは構造を守るために、十分な厚みを持たせて上からしっかり密着させる「増し打ち」がプロのセオリーです。

ちなみに、それは、外壁塗装のお見積書を見ると、業者ごとに違うのが、分かります。

そのポイントをご紹介します(↓)

◆シーリング工事の見積書のチェックポイント

シーリング工事は、塗料を塗ってしまえば外側からは中身が見えなくなります。だからこそ、手抜きが起きやすい工程でもあります。

そこで、見積書を見るときは、次の2点を確認してくださいね☺️

  1. 「一式」表記になっていないか・・・「シーリング工事 一式」ではなく、「目地打ち替え 〇〇m」「サッシ増し打ち 〇〇m」と、メートル数と工法が分かれて記載されているか確認してください。
  2. 目地まで「増し打ち」になっていないか・・・他社より極端に安い見積もりの場合、手間のかかる「目地撤去」をサボって増し打ちで済ませようとしているケースがあります。

シーリング工事の費用相場(目安)

一般的な2階建て住宅(延床30坪程度)の場合の目安です。

工法単価相場(1mあたり)特徴
打ち替え(目地)900円 〜 1,200円前後撤去・処分費を含む。長持ちの要
増し打ち(サッシ)600円 〜 800円前後撤去なし。防水紙を傷めない安全施工

※足場代や外壁塗装代は別途となります。建物の目地の長さによって総額は変動します。

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いかがでしたでしょうか?

これから外壁塗装をお考えのお客様は、お見積を取られて、いろいろと迷われていることと思います。

私のブログが参考になれば幸いですし、お見積りの金額や工法だけでなく、誰が施工をしてくれるのかも見落とさないようにされてくださいね。

ご相談やお見積りは無料ですので、お気軽にご連絡

いつもありがとうございます。

(代表・柳田真也

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